From:Dr.kappa
月曜日、午後10時02分
日本、ホテルより
こんなイメージをしてみてください。
机の上に1匹のアリ。
アリが沿って歩く円が描かれています。
ただし、その一部に水をかけ、アリが歩ける道は切れた輪ゴムのような形の上だけにしておきます。
「不真面目」なアリは線を逸れることもあります。
ですが、今は思考実験のために、「1次元」の線の上しか歩かないアリだとしましょう。
さて、切れた円の一端にアリを置きます。
そして、もう一端にアリのご褒美、角砂糖を置きます。
アリはどうするでしょうか?
線の上しか歩けないので、頑張って円周を辿り、もう一端まで行きます。
円が大きければかなりの時間を費やしてようやくご褒美にありつきます。
ですが、あなたは机が「2次元」であることが見えています。
がむしゃらに動くアリを見て、きっとこう思うでしょう。
「水が掛かった部分を避けてぐるっと迂回したらすぐなのに…」
つまり、「1次元」しか見えないアリは切れた円をずっと歩き回ることしかできません。
一方、「2次元」が見えているあなたは迂回路があることに気付いています。
その迂回路を使えば圧倒的に効率が良いことも見えています。
実は、これはイメージしやすいようにしただけで、現実では至る所で起こっている現象です。
つまり、「低次元」しか見えない者は、がむしゃらに努力することしか出来ませんが、「高次元」が認識できる者は効率的な道筋が見えます。
1つだけ具体例を挙げましょう。
時間管理の考え方として、2つの軸を使う方法が有名です。
・重要か
・緊急か
この2つの軸を使ってタスクを
・重要で緊急なタスク
・重要ではないけど緊急なタスク
・重要で緊急でないタスク
・重要でも緊急でもないタスク
の4つに分けます。
そして、この方法では出来るだけ緊急ではない重要なタスクに時間を費やしていきましょう、と教えます。
ですが、この方法は「低次元」です。
というのも、少なくとももう1つの軸、次元が存在するから。
それは「未来の時間を生むか?」という軸。
私はこの軸の存在に、あるTED Talkによって気付かされました。
(もし興味がありましたら調べてみてください。)
そして、それ以来、未来の時間を生むタスクに時間を割くようにしてきました。
例えば、何度も使うセールスレターのテンプレートを作成する、など。
もしテンプレートを作るのに30分掛かったとしても、そのテンプレートを使うことで10分節約できるなら、3回使えばトントンになります。
それ以上使えば未来の時間を生むことになります。
つまり、重要か緊急か、という2次元しか見えない者は永遠に目の前のタスクをこなすことしかできませんが、更に「未来の時間を生むか」という軸を加えた3次元が認識できる者は未来に時間を生み、どんどん時間裕福になっていきます。
1次元しか見えないアリより、2次元が見えるあなたの方が効率が良いように、2次元の時間管理しか見えない者より3次元を認識できることで効率が上がっていくということ。
「次元を上げて効率が上がる」
これは投資にも当てはまります。
投資というと大抵
・銘柄(通貨ペア)
・投資タイミング
の2つしか議論されません。
ですが、ここにもう1つの軸を加え、次元を上げることで圧倒的な効率を実現した投資法があります。
加えた軸は「いくら投資するか」という投資額。
2次元ではなく3次元の投資法を教えたことで、私の親友は10分で7万9869円を14万2584円にしました。
数学的に計算された、高次元投資法で効率的に資産を増やしたい場合はこの記事をご覧ください。
最後までお読み頂き、どうもありがとうございました。
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