From:Dr.kappa
火曜日、23時35分
日本、本州
(これは、2020年5月20日に送信した私のメルマガを一部編集したものです。)
今まで、少し抽象的な話が多かったので、今回はこれまでの考えを応用して、少し具体的な問題を考えてみたいと思います。
それは、「最良のビジネスは何か?」という問題です。
(私はこの問いを自分なりに考えた結果、現在のビジネススタイルを取っています。)
「最良」は抽象的で曖昧な言葉なので、まずはその定義を与えなければなりません。
あなたが理想とするビジネスはどんな条件を満たしていたら嬉しいでしょうか?
私の場合はまずi)稼げるビジネスであることが挙げられます。
副業で行なっているビジネスは、本業の研究の時間を作る為というのが大きな目的だからです。
(稼ぐことによって私は時間を買いたいと考えています。)
すると、今までの考察から、市場の大きな分野を狙うのが良いということになります。
次の条件として、ii)蓄積され、外的要因に収入が左右されにくいもの。
やはり、私は時間を作りたいと考えているのと、ビジネスによって精神的自由・自立も目指しているという側面もあります。
したがって、たとえ一撃で稼げる額が大きくなったとしても、稼ぐ為に作業し続けなければならないとしたら、もし万が一のことがあって働けなくなった場合の心配が完全には拭い切れません。
そこで、私は着実に収入を蓄積していくことが可能で、しかも蓄積されていくものは外的要因に左右されにくいビジネスを選ぼうと考えてきました。
次に、iii)1つの技術だけ磨けば稼げるもの。
これは前回お話ししたことの応用です。
効率を高めるには1つに集中するのが良いのでした。
(成功者の方々も口を揃えて一点突破、一点集中とおっしゃっています。)
この点は、私が中学生の頃にハマり、それ以来何度も読み返している吉川英治の宮本武蔵の影響が強いと考えられます。
武蔵は剣術(とそれに伴う精神)だけを磨いていきましたが、その結果、絵画や彫刻などの芸術にも秀でるようになりました。
一芸に秀でると、常人では認識さえできない細かな点に配慮できるようになるのでしょう、他の道にも秀でるという例が数多くあります。
私は宮本武蔵を読んで以来、「効果的な技術だけを磨こう」という意識を強く持っています。
中学生の頃ハマっていた数学(家に帰ると走って自分の部屋へ行き、数学の問題集に取り掛かるくらいでした)も、数学を通して論理的に考える力を付けようと意図していた側面があります。
逆に、複数の技術が必要なビジネスだとすると、稼げなかったとしてもどの技術が足りないのかをまずは特定する必要があります。
しかも特定したと思ってもそれが誤っている可能性もあるため、1つの技術だけを磨く場合に比べて効率はずっと低くなってしまうと考えられます。
勉強する量も何倍にもなりますね。
これらの3つの条件を満たしつつ、同時にiv)応用が効くものだと理想的ではないでしょうか?
つまり、1つだけ磨く技術は、それを使って複数のビジネスが行えるものであれば、複数の収入源を構築できますので、経済的に安定しやすく、精神的にも安心できると考えられます。
私は、ビジネスを選択するにあたって、以上の4つの条件を満たすものにしようと考えました。
(あなたが最良のビジネスを考える際にはご自身に合わせて条件を加減することになるでしょう。)
この4つの条件を考慮する際、最も難しいのは1点目でしょうか。
つまり、どの市場を選ぶのが最も良いか?という問題です。
実は、最大の市場があります。
それは、経済活動全て(ひとまず投資は除いておきましょう)です。
なぜなら、それらは全て売買と考えられるからです。
言い換えると、セールスによって(投資を除く)お金が動いています。
したがって、(3,4点目の条件に繋がりますが)自由自在にセールスできる力さえ身に付けてしまえば、ビジネスの問題は全て解決すると考えられます。
このメルマガに何度も登場しているゲイリー・ハルバートも「コピー(=文章)で解決しないビジネスの問題は無い」と言っています。
「コピー」だけだと少しわかりにくいですが、彼の発言は言葉で売ることができればビジネスの全ての問題が解決するという意味です。
以上より、磨くべき能力として私はコピーライティングを選びました。
(もしあなたが話すのが得意でしたら、対面でのセールスを磨いても良いと思います。
ただ、私は昔から話すのは得意ではありませんでしたが、書くのは得意な方だったようなので、書く道を選びました。
私のこの特性を表すエピソードとして、小6の頃の話をしましょう。
私が小6の時に所属していたクラスでは、年度が終わる頃、各自が他の全クラスメイト(30人ほど)に宛てて名刺大の紙に手紙を書き、卒業の際にそれらを封筒に入れてまとめたものを受け取るということをしました。
したがって、卒業式の後のホームルームで、各自、自分以外の全員からの手紙を受け取りました。
私も全員から手紙を受け取り(当時好きだった子からの手紙はラブレターだったら、とドキドキしながら読んだのを覚えています)、その中で1人は次のように書いてくれていました。
私(Dr.kappa)は話すのは苦手だけど書くのだったら得意、と。
当時は書くことがそこまで得意と思っていませんでしたが、学部の頃からの親友達も言ってくれるので、得意だったのかもしれません。)
また、対面のセールスではなく、書く道を選んだ理由としては、やはり効率の観点が挙げられます。
対面だと多くても数十人、数百人ほど相手にしかセールスできませんが、書き言葉であれば数万人にさえ一斉にセールスを掛けることができます。
1度書いてしまえば何度も使い回しができるという点でもライティングの方が効率が良いと私は判断したので、コピーライティングを選びました。
更に、コピーライティングを学び、言葉で買ってもらうことができるようになれば、あらゆるビジネスに応用できます。
なぜなら、あらゆるセールスの背後にはセールスストーリーを考えるという段階があり、ここで求められるのはコピーライティング能力だからです。
Youtubeなどの動画広告も例外ではありません。
実際、これらの動画のストーリーを考えてほしいというコピーライターへの依頼が最近クラウドソーシングで増えている印象があります。
最近は人々が文章を読まなくなってきたと言われ、動画や漫画への移行が進んでいます。
ですが、ただ動画や漫画にするだけでは売れないのでしょう、売れる言葉を熟知しているコピーライター達にわざわざ数万円を払って依頼しているという現状があります。
したがって、言葉(特に書き言葉)によって人に購入を促す能力を磨けば、たとえ形は変わろうともどんなビジネスでも応用が利きます。
応用が効くこと、また市場の大きさを表す例として、年収5億円稼いでいるコピーライターもいるほどです。
したがって、コピーライティング(だけ)を磨くことを私は決め、実行しています。
さて、ここまでで4つの条件の内3つは満たせました。
残るは2つ目の「蓄積され、外的要因を受けにくい」ビジネススタイルです。
私は副業としてビジネスを始めた当初はこの点を考えていませんでした。
したがって、まずはアフィリエイトの1つであるPPCアフィリエイトというものを行なっていました。
PPCというのはPay Per Click(クリック毎に支払う)の略で、検索エンジンに広告を出稿し、広告をクリックされると広告費(1円から可能)を支払います。
そして、ユーザーは私のサイトへ飛びます。
私のサイトでは商品保持者の商品を紹介し、アフィリエイトリンクを貼っておきます。
そのリンク経由で商品が購入されると紹介料として商品保持者から報酬をもらえるというビジネスモデルです。
ブログを使ったアフィリエイトと異なり、広告を出稿した瞬間から成果が発生する可能性があるという速さに効率の良さを感じ、最初はPPCアフィリエイトを選びました。
利益が出る案件を蓄積していくことも可能だと学んでいたからです。
ですが、実際に行ってみると、せっかく利益が出る案件が出ても、商品のオファーが変わってサイトを修正する必要が出たり、あるいは検索エンジンの規約の変更の影響を受けたりと、外的要因に振り回されてしまうモデルだということがわかりました。
そこで再検討した結果、現在、私が行っているビジネススタイルに到達しました。
それは次のようなものです。
私は、基本的にセールスレターの書き直し(執筆自体は無料)をしています。
そして、利益が増えたらその増加分の一部を歩合制でもらっています。
クライアントの立場からしたら、ABテストに使えるレターが無料で手に入るわけですし、それによって利益が増える可能性があります。
つまり、メリットしかないオファーになっています。
そして実際に利益が増えれば全くコストを掛けずに利益だけ増やせ、得しかないので、そのレターの使用を止める理由は(ほとんど)ありません。
したがって、利益が増えれば私のレターを使い続けてもらえると考えられます。
しかも、大元のレターを書き換えていますので、検索エンジンのアルゴリズムの変更など、外的要因の影響も受けにくいです。
それ故、このスタイルでビジネスを行えば、2つ目を含む全4つの条件を満たすことができます。
それぞれのレターからの収入は蓄積されていきます(そうなるように意図していました)ので、毎月コンスタントに報酬をもたらしてくれるレターを何本も書いていけば、どんどんと収入は大きくなっていくことでしょう。
しかも、それぞれのレターは、一旦書いてしまえば、それらが使用され続けている限り、私は何もしなくとも収入は入ってきます。
したがって、1本のレターで稼げる額が大きくなっていくと考えられる一方で、収入を得るために働き続ける必要はありません。
たとえ新たなレターを書かずに本業の研究に没頭していたとしても、それまでに蓄積してきたレターが毎月収入をもたらしてくれるからです。
更に、コピーライティング力を鍛えれば、PPCなどのアフィリエイトでも稼ぎやすくなります。
したがって、より大きな収入が欲しければ、空いた時間でアフィリエイトなどの他のビジネスに応用することも可能です。
以上のような考察の結果、私は「セールスレターを書き直し、増加した利益の一部を頂く」というビジネススタイルに到達しました。
このスタイルを採用した時、日々すべきことはコピーライティング能力を磨くことだけです。
ブログを使ったアフィリエイトのように検索エンジンのアルゴリズムを研究する必要も、プログラミングをも学ぶ必要も、あるいはアフィリエイトしている商品に合わせてサイトを書き直す必要もありません。
ただ日々愚直にコピーライティング能力を磨くことだけに集中すれば、着実に蓄積され、しかも他のビジネスにも応用可能な収入源を手に入れられるでしょう。
このメルマガでは、そんな戦略的で効率的なビジネスを構築するための肝となるコピーライティングの話もしていきます。
P.S. どうやったらコピーライティング能力が鍛えられるでしょうか?
多くの人が口を揃えて言うのは、ひたすら書き、そして自分より書ける人にフィードバックしてもらうという方法です。
私も、この方法が最短で能力を鍛えられるであろうことには賛成します。
ですが、この方法には1つ欠点があることにお気付きでしょうか?
それは、自身のコピーを分析し、自力で能力を磨いていく力を鍛えられない点です。
この力を鍛えないと、見てもらっている人のレベルまでしか伸びないことになります。
私はこのように頭打ちになることが嫌だったので、自力でコピーライティング能力を磨く道を選びました。
そこで、私は日々売れたレターの分析を行っています。
どのような分析を行っているかご興味がありましたら、noteで公開していますのでご覧ください。
無料ではありません(英語のレターの翻訳なども載せているため)が、そこに書いた分析(とレターの音読)だけを続けることによって確実に力が付くことを保証します。
実際、私はこの分析の日課を始めたのは去年の8月ですが、結果として既にトップレベルの数字を出せるにようになっています。
(具体的には、成約率5%が出れば成功と言われている中、15.4%や最大52.4%という成約率も出しています。)
あるいは、「自力では続けられない」「最短でコピーライティング能力を身に付けたい」という場合は、私でよろしければ見させて頂きますのでご連絡ください。
安くはありませんが、ココナラでもコピーライティング能力を磨くサービスを提供しています。
スピードを重視されるのであればご利用ください。
(個人的にやり取りすることに抵抗がなければ、私に直接メールして頂いても構いません。
その場合、ココナラより安く提供させて頂きます。)
P.P.S. 私のビジネススタイルを採用する場合、1つネックとなる点にお気付きでしょうか?
それはどうやってクライアントを獲得するか?という問題です。
たとえどんなにコピーライティング能力が高かったとしても、レターを書き直させてくれるクライアントがいなければ1円も稼げません。
クライアント獲得の為に、私は基本的には営業メールを送っています。
(当然、ここにもコピーライティングを応用します。)
ただ、ゼロからクライアントを獲得できるメールを書くには時間が掛かるでしょう。
実際、私も何回も書き直しました。
そして、遂に先日、かなり高い割合で反応を取れるメールが書けました。
(営業メールのバージョン6です。)
そのメールを2通送ってみたところ、1件クライアントを獲得することができました。
偶然だろうと考え、もう2通送ったところ、また1件反応をもらいました。
(そちらは現在もやり取りしている最中です。)
もし50%の確率でクライアントを獲得できるほど強力な営業メールがあれば、2通メールを送るだけでクライアントを得ることができ、そこから毎月数万円、数十万円の収入を加えることも不可能ではありません。
アフィリエイトのようにサーバーを借りる必要さえなく、メールアドレスだけあれば十分です。
メールを送ってクライアントを獲得し、セールスレターを書き直すだけというとてもシンプルなビジネスモデルです。
(どのレターも数十万円をもたらしてくれるとしたら、最少で6通もメールを送れば十分な収入源を構築できてしまうという計算になります。)
もし追伸1のサービスをご利用になる場合は、効果実証済みの営業メールもプレゼントし、着実に蓄積される収入源の構築をお手伝い致します。
最後までお読み頂き、どうもありがとうございました。
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