Amazon流?成長し続けるビジネスモデル

From:Dr.kappa
木曜日、午後7時51分
日本、本州

(これは、2020年8月14日に送信した私のメルマガを一部編集したものです。)

認められると誰しも(少なくとも多少は)嬉しいものですが、その時の私も非常に嬉しかったのを覚えています。

なぜなら、自分が信じて日々実行して来たことが実を結んだ瞬間だったから。

そこから遡ること2ヶ月前、そして現在からだとちょうど1年前の今頃、私はコピーライティングの研究を始めました。

なぜそんなことを始めたのでしょうか?

なぜなら言葉を極めることで収入はいくらでも伸ばせ、私が本業で行なっている研究の時間を捻出できると考えたからです。

(私含め多くの研究者は研究が好きで研究職に就いています。)

また、人間は認識から思考、判断まで、更には非言語と呼ばれる知覚まで言葉の影響を受けていることがわかっています。

(例として、虹にいくつの色があると感じるかはその方が使用している言語に依るという話を以前しました。

もし最近このメルマガに登録してくださったのでしたら、次のURLからそのメールを読むことができます:

「言葉と世界の構造」)

それ故、言葉の扱いに習熟すれば、ビジネスだけでなく、研究発表や、あるいは人付き合いまで、生きている上で現れるあらゆる場面で強力な武器になると考えたのです。

このような理由で去年の8月に私は言葉の研究を始めました。

では、私はいきなりコピーライティングの研究を始めたのでしょうか?

実はその前からPPCアフィリエイトという、広告を使ったアフィリエイトを行なっていたのでした。

ただ、当時私が使っていたYahooでは、規約の変更によりPPCアフィリエイトが行えなくなるという情報を得ました。

そこで、規約が変更する1ヶ月ほど前から関連したビジネスに移行することを決めたのでした。

(この頃の経緯にご興味がありましたら、次のURLからご覧いただけます:

「最良のビジネスは何か?」)

最良のビジネスは何か?
From:Dr.kappa火曜日、23時35分日本、本州 (これは、2020年5月20日に送信した私のメルマガを一部編集したものです。)今まで、少し抽象的な話が多かったので、今回はこれまでの考えを応用して、少し具体的な問題を考えてみたいと思...

私は研究者を行なっていますので、根が凝り性なのでしょう。

言葉の使用法を極めようと決心すると、ありとあらゆるものを読み漁り始めました。

当時はまだコピーライティングに関する知識も乏しかったので、勉強法に関する資料も多く読んでいました。

すると、次のような方法が勧められていました:

・写経
・音読

写経というのは、見本となるコピーを手で書き写すことです。

そして、音読はそれらのコピーを声に出して読むという方法。

これらの方法が勧められていた理由は、見本となるような売れたセールスレターの構造や言い回し、言葉選びなどを骨肉に染み込ませられるからです。

私は当時は写経に関しては時間が掛かるだけで効果は少ないだろうと判断したので、写経はまだ行ったことはありません。

(ただ、最近、効果があるとする科学的根拠を発見したので、手が空いたら行おうと考えています。

この話はまた今度する予定です。)

音読に関しては自身の体験として身体に染み込むことを確信していましたので、訓練の一環として取り入れたこともあります。

音読の効用は恐らく誰しも経験したことがあるでしょう。

小学生の頃には、言葉の習得も兼ねて国語の教科書を頻繁に音読します。

では、その頃繰り返し音読した文章の一節で、今でも覚えているものは無いでしょうか?

私はいくつか覚えていますし、以前この話を他の場所でしたところ、共感してくださる方が何名もいらっしゃいました。

この経験には脳科学的根拠もあります。

つまり、五感の多くを使用することによってより強く脳に記憶が植え付けられていると考えられます。

具体的には、まず見ているので視覚を使っており、自分の声を聞いているので聴覚も使用しています。

(更に書くと触覚も使いますね。)

したがって単に黙読しているだけの時よりも脳が活発に動いており、様々な五感の刺激が同時に入力されるので、より強い記憶が残ると考えられます。

それ故、売れたレターを音読すれば、そのコピーを書いたコピーライターの技術が染み込み、売れるレターが書けるようになると考えられます。

では、私は売れたセールスレターの音読だけして来たのでしょうか?

私は能力を磨くことを決めると、まずはできるだけ効率的な方法を探します。

ただし、ここで「効率的」と言った時、単に短時間でできるだけ能力が伸びることだけを意味しません。

私は能力が伸び「続ける」ことも「効率的」の定義に入れています。

なぜならば、もしこの要素を考慮に入れないと、たとえ短時間で能力があるレベルまで伸びたとしても、そこで頭打ちになり、それ以降全く成長しない可能性があるからです。

そこまで行ってしまうと、いくら訓練しても能力が高まらないため、そのような方法を私は「効率的」とは思いません。

むしろ、たとえ最初は多少能力が伸びるまでに時間が掛かったとしても、頭打ちにならず一生伸び続ける方法だとしたら、長期的に考えるとそちらの方が高いレベルまで到達できますので、私はこちらを「効率的」と判断します。

では、私にとって音読は効率的でしょうか?

言い換えると、音読だけによってどこまででも言葉の操り方は磨かれるでしょうか?

私はそうは考えません。

なぜなら、少なくとも私が考えた限りは音読の目的はそれを書いた者の能力をできるだけ自分に写すことにあるからです。

つまり、書いた者以上のコピーは音読だけしていたは書けるようにならないと考えました。

したがって、音読はあくまで補助とするに留め、メインは別の方法を取りました。

どのような方法か?

それは、売れたレターを一文一文分析していくという手法です。

この分析により、コピーライターは

・なぜこの構造としたのか?
・なぜこの言葉を選んだのか?
・なぜこのレイアウトにしたのか?
・なぜ他のことは書かなかったのか?

などを観察・考察していきます。

結果として、そのレターが売れた理由を論理的に説明できるようになります。

論理的に理解できれば、あとは訓練を積むことで自分でも使いこなせるようになります。

しかも、この方法では書いた者自身が気付いていない「意図」さえ読み取り、それを技として習得することさえ可能です。

つまり、コピーライターのレベルで止まらず、それ以上まで伸び続けることが可能だということです。

より根本的なことを言えば、能力というのは基本的に自分としか比べられません。

したがって、問うべきことは如何に自分の能力を磨き続けるか?という問題です。

音読では既存のコピーを超えることはできませんが、一文一文分析するという手法で観察力を磨けば、自分自身の書いた文章の欠点を発見し、修正していくことで、自分自身をどこまでも磨いていくことができます。

このような理由から、私はコピーライティング能力を磨く手法としては、売れたレターの分析を選びました。

(どのような分析をしているのかご興味がありましたら、noteにて有料ではありますが公開しております。

ただし、このメルマガの登録者限定で、無料プレゼントもしています。

希望される方は、メールの末尾の私のサービス一覧をご覧ください。)

そして、この分析は日課として毎日のタスクに組み込みました。

したがって、去年の8月以来、この分析は1日も欠かしたことはありません。

このような分析を始めて2ヶ月の頃、去年の10月、私はセールスレターを書かせてくれるクライアント獲得を目指して行動を開始しました。

具体的には営業メールを送り始めました。

(この辺りの経緯も上にリンクを貼った「最良のビジネスは何か?」の中に書いてあります。)

すると、実は10通目のメールで初めてのクライアントを獲得することができました。

(一般的には営業メールに対する返信率は0.04%~0.1%と言われています。)

メールを開いて「依頼したい」と書かれていたことを知った瞬間、まだ喜ぶべきではないとも考えつつ、やはり嬉しかったのを覚えています。

私がそれまでの2ヶ月間行なっていた日課の分析が効果的だと確信した瞬間でもあったからです。

そして、それ以来、何名ものクライアントに恵まれました。

(つい先ほども新たなクライアントから2本のレターを頼まれたので、現在は合計で12週間先まで執筆の予約が入っている状況です。)

クライアントに恵まれた結果、セールスレター執筆経験も増え、理論が精緻化するだけでなく実際の技術も向上して来ました。

その結果、営業メールが更に強いコピーとなり、更に多くのクライアントを運んで来てくれます。

つまり、「最良のビジネスは何か?」の中で解説した私のビジネスモデルには、次の好循環が存在します:

クライアント獲得→実戦経験増加→コピーライティング能力向上→営業メール強化→更に多くのクライアント獲得→…

この好循環を回すためにすべきことは、日々の売れたレターの分析により能力を磨き続けることだけ。

とてもシンプルな方法です。

シンプルであるが故に強力であるとも言えます。

崩れようが無いからです。

(例えば、世界でも最大と言える企業のAmazonですが、そのビジネスモデルは非常にシンプルなことをご存知かもしれません。

CEOのジェフ・ベゾスが紙ナプキンに書いたというメモにその秘密が詰まっています。

簡単に言えば、(私の解釈では)Amazonのビジネスは次のような構造になっています:

大量の商品を集める→価格が下がる→顧客が集まる→集客したい出品者が集まる→更に多くの商品が集まる→…

したがって、彼らのビジネスではこのサイクルが回り続け、その度にビジネスが成長していきます。

Amazonのビジネスモデルについて詳しく知りたい方は例えば次のサイトをご覧ください:

ビジネスの秘密は紙ナプキンの裏に
ノートPCの元祖、新興LCCの雄、ネット通販の巨人、この3社に共通するものといえば? 彼らは、ふとした瞬間に浮かんだアイデアが霧散してしまう前に紙ナプキンに書きとめたのです。

Amazonのビジネスはこのシンプルなサイクルが崩れにくいので、どんどんと成長していきます。)

私のビジネスモデルでも同様のシンプルな好循環が存在し、このサイクルを回し続けることでどんどんと成長していくと考えられます。

(実際、ありがたいことに私はクライアントに恵まれました。

今では書いても書いても追い付かないほどの依頼を頂いています。

1つの案件が終わる前に新しいクライアント達から依頼を頂けるからです。)

良いクライアントに恵まれたおかげ(クライアントの商品が良いもので無いと私のコピーだけでは売ることができなかったでしょう)もあって、私はまだ本気でコピーライティングを始めて1年という「駆け出し」ではありますが、そこそこの実戦経験は積んでいると考えています。

また、前回までにお話ししてきた、私のコピーライティング理論の土台部分も日々の分析・濫読によって常に更新されています。

そこで長くなってきた今回のメールの最後に、その経験の中で残った、売れるコピーに欠かせない3つの要素を書いて終わりにしたいと思います。

(各要素については次回から詳しくお話しします。)

売れるコピーに必須な3点とは

リサーチ>ビッグアイデア>読む抵抗を小さくする

です(順番も重要)。

なお、詳しくは次回から話しますが、冒頭にも書いたように、私は言葉の操り方に習熟することによって売れるセールスレターを書くことを狙っていますので、この3つはコピーライティング以外にも応用できます。

例えば、直近のものだと、私はもうすぐ研究発表があるので、その準備のためにもこの3点を利用しています。

他には、異性をデートに誘う際にも応用できるでしょう。

というのも、相手の方がどのような料理が好きなのか、どんな趣味を持っているのか、などを事前にリサーチすることによって、よりデートをOKしてくれる確率が高くなりますし、実際のデートも(話が弾むことで)より盛り上がると考えられます。

このように、人間の認識、思考、判断、感情などは言語に支配されていますので、言葉の使用法を磨いておくと応用できる範囲は広いです。

そして、この1点だけをひたすら磨き続けることにより、今回お話ししたような成長し続けるビジネスを手に入れることもできます。

もし、あなたのビジネスにおいて成長が止まっている感覚をお持ちでしたら、Amazonや私のビジネスのような好循環があるか考えてみると良いかもしれません。

シンプルなサイクルが見つかれば、あとはそれをひたすら回し続けることにより、どこまでも成長し続けるビジネスを構築することも不可能ではありません。



最後までお読み頂き、どうもありがとうございました。

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