見えないものを数学で見る

まずはお知らせをさせてください。

クライアントから依頼を受けて書いて来たセールスレターですが、気付いたら20本を超えていました。

(正確には24本書いたようです。

中には2億円以上売り上げた商品もあります。)

そのレターを書くまでの一部始終、

・リサーチでは何を調べたか
・どうやって構成したか
・推敲では何をどのような理由で修正したのか

などを記したファイルをそのままお渡しするサービスを提供しています。

その名も「レター執筆覗き見」

売れたレターというのは(探し場所を知っていれば)巷にたくさん落ちています。

ですが、そのコピーがどうやって生まれたのか?という裏のカラクリはあまり表には出てこないのではないでしょうか。

少なくとも私が今までコピーを学び、研究して来た中でこのようなコンテンツを見た記憶はありません。

「それなら私が提供しよう、役に立つ方もいるかもしれないし」と公開し始めたのが上のサービスです。

ただ、先日Pontを見直していたら、「秘匿性の高い情報にも関わらず価格が安過ぎたな」と気付きました。

そこで、こちらのサービスは7月1日に値上げさせて頂きます。

現在の「割安」な価格でレターが完成するまでの思考の一部始終を手にしたい場合は木曜日までにどうぞ。

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さて、お知らせをさせて頂いたので、本題に入りたいと思います。

友人たちから聞く話だと、日本はいま梅雨真っ最中のようですね。

ジメジメして鬱陶しい季節ですよね。

私も日本にいた頃はこの時期電車に乗ると窓が湿気で曇っていた記憶があります。

今回の短いメールでは、そんな電車広告を題材に取ってみたいと思います。

日本は4月入学ですが、海外では9月入学が主流。

したがって、この時期は試験に向けたムードが盛り上がっているところも少なくありません。

電車の中にもよく塾の広告があります。

さて、私が以前目にした広告から一文を持って来たいと思います。

正確な文言は覚えていませんが、顔写真付きで「〇〇さんが東大合格」というようなことが書かれていました。

もしこれだけの言葉しか書かれていなかった場合、何が読み取れるでしょうか?

私の当時の思考は次の通り:

「現役とは書かれていないな
もし現役なら、塾としてはセールスポイントになるからまず間違いなく書くだろう
ということは彼は現役では無く浪人と考えて間違いない」

電車広告を見ながらこんなことを考えた記憶があります。

もしかしたら、最後の部分に論理の飛びを感じたかもしれません。

なぜ最後の推論が出来るのでしょうか?

数学や論理学で対偶と呼ばれるものを使っています。

つまり、「AならばB」という主張は「BでないならばAでない」と論理的に等しいことが知られています。

この事実は高校?で学ぶベン図を使うと分かりやすいのですが、具体例を考えても理解できます。

例えば「6の倍数ならば2の倍数」は「2の倍数でないならば6の倍数でない」と等しいことがわかるかと思います。

電車内で塾の広告を目にした私は、この対偶と「現役ならば広告に書くはず」というもっともらしい仮定を組み合わせることで「彼は現役ではない」という隠れた情報を読み取って遊んでいました。

具体的には、「現役ならば広告に書く」の対偶を取って「広告に書かれていないなら現役でない」が得られる為、彼は浪人だろうと判断できました。

(嫌な奴ですね笑)

このように、数学や論理学を使うと、表面上は目に見えない事実まで炙り出すができます。

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これはこれで数学がすごいね、という話なのですが、言葉に向き合う者としてはここでは止まりたくないものです。

塾業界で蔓延している「現役は善、浪人は悪」という価値観に流されるのでは無く、

・「なぜこのような価値観が生まれたのか?」
・「この価値観をひっくり返す論理を構築できないか?」
・「浪人だからこそ売れるセールスストーリーを紡げないか?」

こういった点まで考えられたら素晴らしいと私は考えます。


P.S. 「レター執筆覗き見」はサークルにご加入頂くと割引になります。

まだメンバーでない場合は正規の価格でご購入いただくのはもったいないので、サークルに入って頂くのがお得です。



最後までお読み頂き、どうもありがとうございました。

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