From:Dr.kappa
水曜日、午後6時40分
桜の中、図書館より
「最も強力なセールスレターは何か?」と聞かれたら何と答えますか?
知名度ゆえに、ピアノコピーを挙げる方が多いかもしれません。
(個人的には、違う1本を挙げます。
読んだ時に衝撃を受けたレターです。
画像まで巧みに選ばれているだけでなく、ほぼ全ての文章が非常に巧妙だったからです。
そのレターも有名なのですが、ピアノコピーよりは知られていないので、私のようなマニアでないと知らないかもしれません。
そのレターについてはまた別の機会に触れたいと思います。)
私が好きなレターも強力なのですが、ピアノコピーも強力であることは間違いありません。
では、何がピアノコピーに影響力を持たせているのでしょうか?
最も有名なのはヘッドコピー。
「僕がピアノの前に座ると笑われた。でも弾き始めると…!」というアレです。
このコピーが強力な理由は(私が気付く限り)いくつかあります。
・The power of oneに則り、1つの感情、1つの物語、1つのアイデアに絞っているから
・会話形式なので読む抵抗が小さくなっているから
・物語を予期させる書き出しで、本文を読ませる力を持つから
・意外な結果を予期させ、興味を引くから
こんな感じでしょうか。
2,3点目は先週のメインメールでお話しした、物語が強力である理由の中でも解説しましたね。
4点目は(私なりの)興味の定義「空間の存在を知っているが中身を知らない状態」が発生しているからです。
1点目のThe power of oneはMark Ford(ペンネーム:Michael Masterson)によって提唱された考え。
実は1月26日のメルマガでも少し触れていました。
ただ、最近お話ししている公理的理解に基づけば、よりすっきりと理解できるので、この点もまた別の機会にお話ししましょう。
さて、ヘッドコピーだけで何重もの意図が込められており、この2文だけ見てもピアノコピーの秀逸さがわかります。
ただ、実はピアノコピーが優れているのはヘッドコピーだけではありません。
売れるコピーの構造も隠れていることが読み取れます。
こちらについては2020年12月17日のメールで解説しています。
あのメールの最後で触れたメインメールは2020年12月18日号です。
そこで解説したように、強力なヘッドコピーだけでなく、効果的な構造まで備えていることがわかります。
それだけではありません。
一文一文分析していくと、
・単語の選び方
・何を書き何を書かないか
・どのように成約に繋げているのか
などが明らかになって来ます。
これらを解説したレポートを公開しましたので、ご興味がありましたらご覧ください。
P.S. もしかしたらお気付きになったかもしれません。
冒頭の場所の表記を変えました。
というのも、このメールが届く4月から(本業の関係で)海外に移住するからです。
聞くところによると、引っ越し先では日本ほど自由にネットが使えないとのこと。
その為、もしネットに繋がらない期間が長引いたら、メールが送れない週が出てしまうかもしれません。
私の右腕などに頼んで、できるだけ届けられるようにしますが、万が一送信できない場合はご了承ください。
最後までお読み頂き、どうもありがとうございました。
ご質問やご意見を歓迎します。
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